「快適で安全な生活を送って欲しい」と、日本で暮らす60代のご両親に、キッチンと応接間のリフォームをプレゼントされました。
S様のご実家は、和風建築にありがちな、「暗い・寒い・暑い」が重なった台所、壁で仕切られた応接空間の間取りにお悩みでした。
そこで使用頻度の少ない南側の応接間とキッチンをつなげて、採光や通風を確保するLDK空間へのチェンジをご提案。
長年の悩みだった「暗い・寒い」を解消し、断熱効果のあるロールスクリーンを設置することで夏場の暑さ対策も考慮しました。
スペック
SPEC
竣工 | 2016.5 |
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分類 | 戸建住宅LDKリフォーム |
ビフォー・アフター
BEFORE AFTER
ライフシーン
GOOD LIFE SCENE
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キッチンと壁で仕切られ、使い勝手が悪かった応接間は、広々LDK空間として生まれ変わりました。
あまりの劇的な変化に、訪問される方々も驚かれたようです。 -
暗かったキッチンには、縦長窓を3ヶ所設置することで、外からの採光を取り入れ、明るくて快適なキッチン空間に生まれ変わりました。
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キッチンとリビングの間に、開閉式の扉を設置。
扉が壁の間に収まるようにすることで、解放時はリビングとつながり、風が通る明るく開放的な空間になります。 -
扉を閉めてもガラスを通して光が入るようにしました。
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3連のIHクッキングヒーターで、帰国時は親子一緒に楽しくお料理ができます。
大型のカップボードは、家電やゴミ箱なども収まり、収納力抜群。
キッチンの足元に床暖房を入れることで、冬場の寒さ対策も安心です。 -
シンガポールにお住いのS様との打合せは、提案内容がうまく伝わるようパースや画像を多く使用、メール・LINE・国際電話でコミュニケーションを図って進めていきました。
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天井の一部をさげて空間に変化を付けながら、違和感なく換気扇ダクトスペースを確保。
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背の低いお母様に合わせて、吊戸棚も使いやすい高さに設定してあります。
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キッチンとリビングの間の扉を閉めると、2つの独立した部屋に仕切られます。
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リビングにも床暖房を設置。
あたたかい空気が、シーリングファンで部屋中に心地よく行き渡ります。 -
TVを設置予定の壁にはアクセントとしてエコカラットを貼り、間接照明をあてています。
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押入れのあった場所には、カウンターデスクと飾り棚を設置して、パソコンや読書などのミニ書斎コーナーに。
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S様はシンガポール在住という環境下でのやりとりでしたが、最終的に様々なコミュニケーションを図りながら無事完工することができました。
これからも帰国の度に、ご家族で新しいLDKをお楽しみください。