CASE 8
快適・機能的・社交的♪に生まれ変わったキッチン。
竣工:2014.8
分類:戸建住宅のリフォーム
受賞:Panasonicデザインアワード2015 地区金賞
ご両親から受け継いだ建物を、自分たちのライフスタイルに合った住まいに変えたいとご相談に来られたY様。築35年の和風造りの家は、建物や設備の老朽化が目立ってきており、冬は隙間風が寒く、夏は風が通らず暑いことがお悩みでした。ダイニングキッチンと子ども部屋は床・天井・床をすべて解体し、サッシも交換して断熱性を改善。また、部屋数は減らさず快適性をアップするために、機能的な開閉壁で2部屋を仕切り、光と風の通る居心地のいい空間へと生まれ変わりました。
和風造りの建物にふさわしい、落ち着いた雰囲気のダイニングキッチン。リフォームしてからは、ご近所たちとのお茶会も楽しんでいるそうです。
憧れだった対面キッチンが実現。テレビを壁掛けにしたため、お料理中やダイニングテーブルからもテレビが見やすくなっています。サッシも入れ替え、断熱性もアップ。採光も取れ、明るいDKになりました。
台所の収納は、以前は1か所だけでした。隣室の床の間の奥行きを浅くして、廊下面に奥行きの浅い収納棚を設置しました。収納が広がり、買い置き食品も一目で分かるようになりました。
効率的に家事をこなすため、毎日使う器具は出しておきたいというのが奥様のご希望でした。カウンターにはコンセントを多めに配置し、仕事や家事に忙しい奥様をサポート。奥には造り付けの食器棚も設置しました。
回遊できる動線とスペースを有効活用した収納で、機能的なキッチンに。対面キッチンでもスマートステップ対面なら手元を隠してくれるので、キッチン周りがスッキリ見えます。
ダイニングの開閉扉を閉めると2部屋にすることも可能。お嬢様が帰省された時には、ゆっくりくつろげるようにしました。開閉扉を開けると、南側の掃き出し窓から光と風が通るように設計されています。