CASE 16
両親が営んでいた店舗を、共働き夫婦の住まいへとリノベーション。
竣工:2018.12
分類:戸建住宅リフォーム
受賞:Panasonicデザインアワード2019 地区優秀賞
子どもの成長につれて、家が狭く、窮屈さを感じていたT様。今後の暮らしに向けて、新築を建てるか、両親が営んでいた離れの旧店舗をリノベーションするかをお悩みでしたが、最終的にリノベーションをご選択。暗く倉庫となっていたお店が、明るく開放的で、収納豊富な快適マイホームに生まれ変わりました。共働き夫婦の暮らしを踏まえて、家事動線や収納を綿密に設計しました。
子どもたちを見守りながら食事の支度ができる対面キッチン。家の中心にキッチンがあり、玄関やサニタリーともつながり家事効率が大幅に高まります。
ちょっと高さのあるキッチンカウンターは、ご主人の希望でもあったバーカウンターにも。親戚が集まった際のおしゃれなバースペースに変わります。
店舗の土間部分だった南側は広々とした明るいLDKに、リビングは天井を高くし梁を見せることで開放感たっぷりな空間になりました。ハイサイドライトからの朝日が部屋の奥まで届き、朝から子どもたちも元気いっぱいに過ごせます。既存の梁組みを残し、活かす。これもリフォームの醍醐味です。
適所に収納スペースを設けることは、忙しい共働き子世帯でも快適空間の大切なポイントです。
リノベーションの魅力は、すでにあるものを活用したり新しくしながら生まれ変わること。使わなくなった空間も、再設計や母屋再生を施せば、劇的に快適に変わっていきます。